社会を生きる・創るちからを育むESD

ESD=持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)
わたしたちの暮らしは今、さまざまな社会問題や環境破壊のなかにあります。わたしたちひとりひとりが、環境・社会・経済のバランスや、世代・地域・立場を越えた人々の間の公正が守られた未来を描き、創り出す営みにくわわれば、世界をよりよい未来へ向けて変えていくことができるはず。そのための力の獲得を支えるのがESDと呼ばれる教育です。

社会を生きる・創るちから~非認知スキル
わたしたちが社会で生き、よりよい社会を創造していくためには、「読み書きそろばん」といった従来の学力(認知能力)だけでなく、たとえば忍耐力・注意力・意欲・自尊心・自信・創造性・批判的思考・社交性といった、従来の学力テストでは測ることのできない力=非認知能力が必要不可欠です。

このサイトでは、非認知能力に着目しつつ、社会を生きる・創る力を育むESDプログラムの事例を紹介していきます。

防災・災害教育プログラム事例集

避けられない自然現象が引き起こす災害とどのように向き合い、備え、対応していくか。それは、現代社会に生きるわたしたちみんなにとっての大きな課題です。同時に、災害への対応力は、そのまま社会を生き抜く対応力(非認知能力)にもつながります。
ここでは、東海大学熊本復興支援プロジェクトの学生たちが、秦野市立大根中学校の子どもたちを対象に実施する「ESD塾・防災教室」のために開発されたプログラム事例を紹介します。

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 2016年4月14日、熊本地震が起こった。被災地域に阿蘇キャンパス・熊本キャンパスを持つ東海大学では、同年8月、湘南キャンパスの学生を中心とした熊本復興支援プロジェクトが発足し、4班に分かれて1カ月にわたり現地で活動を行った。現地活動を終えた学生たちは「ボランティア団体の方や農家さんと共に活動し震災の話を聞き、震災から4カ月程経過した『被災地』の現状を目の当たりにしたなかで、現状はニュースで見たものとは違いまだまだ震災の痕跡が残っており、まだまだ復興はこれからだと思った」と、ボランティア活動が終わってからもプロジェクトとして継続して活動することとした。
 その後も、長期休暇を利用して熊本地震被災地で活動を行ったり、神奈川県内で開催された講演会などに参加したりするなかで、われわれ学生たちは、風化防止活動や地域防災活動の重要性を学んだ。そこで2017年度末、東海大学周辺が校区である秦野市立大根中学校の生徒を対象に地域防災について楽しく学んでもらうプログラムの開発と実践に着手したのである。一部を除いて20分間の短いプログラムだが、定期的に行うことによって、生活の中で防災について考え、防災意識を高め、さらに生きる力を高めることを目指した。
(東海大学チャレンジセンター熊本復興支援プロジェクト学生一同)

 
 
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東海大学現代教養センターに所属するESD研究者、二ノ宮リムさちが、さまざまな方との協力のもと運営するサイトです。お問合せやご意見は以下のフォームからお寄せください。